三菱UFJ銀行は20日、紙の約束手形や小切手の発行を2025年9月末で終了すると発表した。他行が発行した手形、小切手の預金口座への入金も26年3月末で終え、手形債権の流動化サービスなどもあわせて取り扱いをやめる。今回の発表で3メガバンクの発行終了方針が出そろった。
3メガバンクはかねて紙の約束手形、小切手の発行を終える方針を決めており、三井住友、みずほ両銀行は既に発行終了の時期を公表済みだ。みずほ銀が発行を終える26年3月末に3メガバンクすべてで幕を下ろす。各行は決めた期日に金融機関の間で代金を自動送金する「電子記録債権」などへの移行を促す。
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