初日は生徒にプロジェクトの進め方などを説明した(13日、大阪市)

住友生命保険は13日、大阪市立天王寺中学校で課題解決型の職業体験プロジェクトを始めた。取引先である企業など5者と協力し、フィールドワークなどを含めて半年間、生徒の考える力の向上につなげる。

職業体験には建設機材のアルインコや大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校などが参画する。中学2年の全生徒約180人はグループに分かれ、それぞれ与えられた課題について考え、2025年2〜3月に予定するプレゼン大会に向けて提案内容や発表方法を詰めていく。

ゴルフ場管理のグリーンシステム(大阪市)はJR大阪駅北口の再開発街区、グラングリーン大阪(うめきた2期)にある「うめきた公園」の芝生を管理している。担当者は「社員の平均年齢は50歳。若い世代から会社や緑化に興味を持ってもらえるようなアイデアを聞かせてほしい」と生徒に呼びかけた。

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