アメリカのグーグルに対して、公正取引委員会が初めての行政処分です。

公正取引委員会審査局 中島菜子 上席審査専門官
「(グーグルに)独占禁止法の規定に違反する疑いが認められた」

検索した言葉と関連した広告をサイトに表示させるサービス「検索連動型広告」について、「LINEヤフー」は2010年以降、グーグルから技術の提供を受けています。

公正取引委員会によりますと、グーグルが2014年に「LINEヤフー」の一部の「検索連動型広告」の配信を制限させていたということです。

グーグルは再発防止計画などを提出していましたが、公正取引委員会はきょう、この計画を認める行政処分を行いました。

公正取引委員会によるグーグルの行政処分は初めてです。今後、外部の専門家も交えた定期的な監査を行い、広告事業がチェックされることになります。

一方、グーグルは「独占禁止法に違反したとは認定されていない」とし、違法性が認められたわけではないことを強調しています。

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