世界最大手のシェアリングサービスが日本に上陸。
業界初の“ヘルメット割”です。

街中で見掛けることが増えてきた、電動キックボードなどマイクロモビリティのシェアリング。

8月、世界280以上の都市でサービスを展開する業界最大手の「Lime」が、日本での提供を開始し、6日に試乗会が行われました。

Limeのサービスで使われるのは、自社で設計した電動キックボードと椅子があるシートボードで、東京の新宿を中心に、40以上のポートで200台が運用されています。

サービス開始から約2週間、近い距離では立ち乗りの方が多く利用されていますが、長い距離では座って乗るものの方が利用されているといいます。

また、業界初のサービスも。
ヘルメットをかぶった状態の自撮り写真を送ると、利用料が10%引きとなるクーポンが発行されます。

このサービスについて、Lime日本政策渉外担当責任者の井上祐輔氏は「電動キックボードのヘルメット着用率の低さも、事情として現状抱えている課題。ヘルメットをかぶっていただいた方に割引を提供するということも一つの方策として、解決策として考えています」と話しました。

三井住友海上火災保険と協業して安全講習会を開催するなど、安全面の取り組みを推進する一方、交通ルールの違反者には違約金や退会処分を科すなど、厳しく対処します。

Limeは、2024年12月末には約2000台、2025年度末までに10倍以上の2万台を提供していきたいとしています。

また、サービス提供エリアを2025年春までに関東の主要都市に、その後は関西エリアへ拡大し、2030年までに全国展開を目指します。

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