小型の船で海をクルージングする岩手県田野畑村の「サッパ船アドベンチャーズ」の乗船客が9月5日5万人に到達し記念セレモニーが行われました。

2004年から始まった「サッパ船アドベンチャーズ」は田野畑村の迫力ある海岸線が楽しめる体験プログラムで地元のNPO法人が運営しています。

東日本大震災以降は乗船客が年々増加しています。

5日は震災後の地域振興を学んでいる群馬県の大学生など11人が船が出航する机漁港を訪れ、これで乗船客が5万人に到達しました。

漁港ではセレモニーが行われ佐々木靖村長が「村の観光を楽しんでください」と歓迎の言葉を述べました。

その後学生たちはさっそくサッパ船に乗り込みクルージングへ。

約1時間の海の旅を終えると学生たちには乗船証明書が配られました。

記念すべき5万人目の乗船証明書は学生を帯同していた男性教授が手にしました。

5万人目の乗船客 高崎商科大学 東英和教授
「200mを越えるような崖を見上げることができてすごく新鮮。10万人15万人20万人とぜひ体験しに来てほしい」

運営するNPO法人体験村・たのはたネットワークは引き続き多くの人に訪れてもらえるよう新たな取り組みを検討していきたいとしています。

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