秋田県信組の新しい本店の完成イメージ

秋田県信用組合(秋田市)は2025年9月をメドに同市内で本店を新設・移転する。現在の建物は築50年以上がたち、老朽化が進んでいる。約13億2000万円を投じて建設。太陽光発電や地中熱を活用した冷暖房の設備を整えるなど、脱炭素の取り組みを強化する。

現本店に近い大通りに面した約1100平方メートルの敷地を取得した。地上4階建ての建物を新設し、1階に本店、2階に本部が入る。3階に役員室や会議室を設け、4階は非常食などを備蓄する倉庫にする。災害時には地域の避難場所に使えるようにする。

現在の本店の建物は築50年以上経過している(秋田市)

現在の建物は1968年に完成。新設する本店の建物の延べ床面積は約2200平方メートルになり、現在より3倍ほど広くなる。

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