JR西日本が来年の春にも、運賃体系を距離に応じたものに統一する方向で調整していることがわかりました。大阪環状線などで運賃が高くなる可能性があります。

 JR西日本は原則、距離に応じた運賃体系をとっていますが、利用者が多い京阪神の都市部(一部区間)については、運賃が抑えられるなど、同じ距離でも運賃に差が出るケースがありました。

 一部区間で国鉄時代の運賃体系が残っているためで、関係者によりますと、JR西日本は、こうした運賃のばらつきに課題があるとして、来年春にも、運賃体系を統一する方向で調整しているということです。

 見直されれば、大阪環状線・京都線・神戸線など都市部の一部区間では運賃が高くなる一方、郊外では安くなる区間もあるとみられます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。