福岡証券取引所は28日、12月に開設予定のプロ投資家向け市場「福岡プロマーケット(FPM)」の上場審査などを担う資格を、佐賀銀行など5社が取得したと発表した。各社は東京証券取引所のプロ市場でも同様の資格を得ている。上場を望む企業が法律やビジネス、財務面で一定の水準を満たすか分析する知見があると判断された。

審査資格の名称は「Fアドバイザー」。佐賀銀のほか九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の九州FG証券、船井総合研究所(大阪市)、宝印刷、フィリップ証券が資格を得た。FアドバイザーはFPMへの上場を目指す企業に対して、上場準備の支援や審査、上場後のモニタリング業務などを実施する。

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