(ブルームバーグ):26日の欧州株はほぼ変わらず。前週末まで3営業日続伸した後、上昇一服となった。英国市場が祝日で休場となる中、商いは薄かった。

ストックス欧州600指数はほぼ横ばい。業種別ではテクノロジーや保険株の下げが目立った。一方、不動産銘柄は上昇。中東情勢の緊迫化が意識され、原油が買われたのに伴い、エネルギー株も堅調だった。

欧州債ではドイツ債が中期ゾーンを中心に下落。27日に独5年債の入札を控えている。

短期金融市場での欧州中央銀行(ECB)利下げ観測はおおむね変わらず、来月の24ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)緩和、年末までの66bp引き下げが織り込まれている。

8月26日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:European Equity Rally Pauses With Light Volumes on UK Holiday、Bunds Slip as Breakeven Rates Underperform: End-of-Day Curves(抜粋)

--取材協力:Michael Msika.

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