上田信用金庫(長野県上田市)は、民間都市開発推進機構(民都機構、東京・江東)と共同で「小諸まちづくりファンド」を立ち上げた。資金規模は4000万円で、両者が半分ずつ出資した。小諸市の中心市街地の活性化を目指しており、小諸駅周辺の空き家や空き店舗をリノベーションして地域の課題解決に取り組む法人を投資対象とする。宿泊や飲食、コワーキングスペースなどの事業を想定する。
26日に開いた設立セレモニーで、上田信金の小池文彦理事長は「小諸市は移住先として人気で事業者の創業も多い。ファンドを小諸市の発展につなげる」と説明した。民都機構の渡辺浩司常務理事は、市内では民間が主体となった空き店舗活用の取り組みが活発だとした上で「ますます街づくりが進んでいくように支援していく」と述べた。
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