大分県中津市のダイハツ九州は不正問題を受けて出荷停止となっていた「ムーブ キャンバス」について、今月23日から出荷を再開すると発表しました。
これでダイハツ九州が生産する全車種で出荷が再開されることになります。

ダイハツ工業の認証試験不正問題を巡って、国は去年12月、全車種の出荷停止を指示しました。

中津市のダイハツ九州では12車種を手掛けていましたが、ことし2月に10車種で出荷と生産を再開。
また、今月8日から「タフト」の出荷を再開し、来月6日からは生産も再開する予定です。

こうした中、国は19日、「ムーブ キャンバス」など3車種について、基準に適合していることが確認されたとして、出荷停止を解除しました。

これを受け、ダイハツ九州では今月23日から「ムーブ キャンバス」の出荷を再開すると発表。これでダイハツ九州が生産する全車種で出荷が再開されることになります。なお、生産については仕入れ先などと連携しながら準備ができ次第、再開するとしています。

ダイハツ九州は「安全・品質を最優先し、お客様に一日でも早くお届けできるよう、努めてまいります」などとコメントしています。

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