8月22日から着手される燃料デブリの試験的取り出しに向け、20日は60人体制での作業手順の確認が行われる。

福島第一原子力発電所2号機では、燃料デブリを事故後初めて敷地の外に持ち出す「試験的取り出し」に22日から着手する。着手から2週間ほどかけてデブリを取り出す計画で、この作業を前に20日は約60人体制での手順の確認を行う予定。

また、格納容器につながる扉を開けたときに放射性物質が外に出ないよう、作業用の部屋を窒素で満たす作業が計画されている。

試験的取り出しは、当初、2021年中に着手される予定だったが、ロボットの経路に堆積物が詰まっていたことなどから3回延期されていた。

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