(ブルームバーグ):19日の債券相場は上昇する見通し。米国市場でインフレ安定や利下げ期待を背景に長期金利が低下した流れを引き継ぐ。あすの20年債入札に対する警戒感から上げは小幅になりそうだ。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、債券相場は米金利低下を好感する一方、20年債入札への警戒感が上値を抑えると予想。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が今週末にカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)で講演するため「投資家の活発な動きは期待できない」と語った。

同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは0.850~0.890%(16日は0.870%で終了)、先物中心限月9月物は144円60銭~145円ちょうど(同144円83銭)。

先物夜間取引で9月物は16日の日中取引終値比1銭安の144円82銭で終えた。

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