記者会見する東北電力の樋口康二郎社長=19日午後、東京都千代田区

東北電力の樋口康二郎社長は19日、東京都内で記者会見し、イスラエルがイランに反撃し中東情勢の緊張が高まっていることを受け「燃料費の高騰や、電力の安定供給に支障をきたすことを懸念している」と述べた。

同社は重油と原油を燃料とした火力発電所を7月に廃止する予定だが、樋口氏は原油価格と連動して液化天然ガス(LNG)や石炭など、火力発電の主要な燃料の価格も上昇することを警戒。「中東情勢の動向を注視している」と話した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。