株価の乱高下など金融市場が不安定化する中、鹿児島銀行と南日本銀行は9月2日から、普通預金の金利を現在の5倍に引き上げるとそれぞれ、発表しました。

鹿児島銀行は今後、定期預金の金利についても引き上げる方針です。

鹿児島銀行と南日本銀行によりますと、9月2日から普通預金の金利をいずれも現在の0.02%から、5倍の0.1%に引き上げます。


7月の日銀の政策金利の引き上げや市場動向を踏まえての判断だということです。

両行とも2024年4月、2007年以来、約17年ぶりに普通預金の金利を引き上げたばかりです。

今後、定期預金の金利について、鹿児島銀行は引き上げる方針を示していて、南日本銀行は「検討中」としています。

両行とも、さらなる金利の引き上げを含めた今後の対応については、「市場動向をみながら決定していく」とコメントしています。

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