アメリカメディアがイスラエルのミサイルがイランの領土内に着弾したとの報道を受け、きょうの日経平均株価は一時、1300円以上値下がりしました。東証から中継です。

史上初めて4万円を超えるなど、年明けから上昇を続けてきた株価ですが、ことし最大の下げ幅に直面しました。

きょうの東京株式市場は、きのう台湾の半導体受託生産大手・TSMCが半導体市場の見通しを引き下げたことで、取引開始直後から半導体関連株が売られ、値下がりして始まりました。

そして、状況が大きく一変したのが午前11時前です。

アメリカメディアがイスラエルのミサイルがイランの領土内に着弾したと報じると、中東情勢が悪化するとの見方が広がり、売り注文が殺到、日経平均株価は一時、1300円以上値下がりしました。

結局、午前の終値はきのうより1260円安い3万6818円で、取引時間中としてはことし2月以来、およそ2か月半ぶりに3万7000円台を割り込みました。

今後、中東情勢がさらに悪化すれば、株価は一段と値下がりする可能性もあり、緊張感が高まっています。

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