2023年の世界貿易規模が3年ぶりに縮小していたことがわかりました。
ジェトロ=日本貿易振興機構は26日、2023年の世界貿易額が前年に比べ、4.9%少ない23兆1144億ドルだったと発表しました。
貿易数量も減少していて、貿易額、数量ともに3年ぶりの減少です。
紅海でのフーシ派による商船攻撃を受けた海運ルート変更の影響や欧米諸国の中国製品に対する追加関税措置などが要因だとしています。
一方、日本では2023年に輸出額が初めて100兆円を超えたものの、円安の影響で貿易は3年連続で赤字を記録しています。
ジェトロはアメリカが拡大・強化している輸出管理への対応が、日本企業の喫緊の課題だとしています。
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