【ロンドン=大西康平】イタリア金融大手ウニクレディトが24日発表した2024年4〜6月期決算は、純利益が前年同期比16%増の26億7900万ユーロ(約4450億円)となった。
純手数料収入が10%増の21億2000万ユーロとなった。イタリアでの顧客からの預かり資産の増加で投資手数料が伸びたほか、アドバイザリー業務からの収入も拡大した。純金利収入は2%増の35億6500万ユーロだった。貸出金利が上昇した。
24年通期の見通しについては、純収益を230億ユーロ超へ小幅に上方修正した。純利益は85億ユーロ超で据え置いた。
アンドレア・オーセル最高経営責任者(CEO)は「投資が目に見える成果を上げ始めたことで、手数料収入の大幅増を実現できた」とコメントした。
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