警察は7月24日、仙台駅でJR東日本と仙台市交通局と合同で痴漢・盗撮の被害を防ごうと注意を呼びかけました。

JR仙台駅で行われたキャンペーンには鉄道警察隊やJR東日本、仙台市交通局の職員などおよそ40人が参加しました。三者合同でのキャンペーンは今回が初めてで、24日はJR東日本の職員が一日鉄道警察隊長に委嘱されました。

一日鉄道警察隊長 大友理央さん(JR東日本)
「痴漢・盗撮等の犯罪を見かけたらすぐに警察・駅員へ通報すること。勇気を出して届け出していただくことを、皆さまへ呼びかけて参りたいと思います」

警察官や職員などは駅の利用者にチラシを配りながら痴漢や盗撮の撲滅を呼びかけました。県警によりますと、去年1年間に県内で確認された痴漢被害は86件でそのうち31件がバスや地下鉄の車内など公共交通機関で発生したということです。

また、盗撮の被害は142件で、去年1年間で痴漢と盗撮合わせて121件が検挙されています。

鉄道警察隊 木村光弘隊長
「痴漢・盗撮は卑劣な犯罪で重大な犯罪です。被害に遭った場合にはなるべく早く警察に相談してほしい」

警察は今後も公共交通機関と連携して、被害を防いでいきたいとしています。

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