台湾の中堅銀行、台新国際商業銀行の林淑真総経理は23日に福岡市内で記者会見を開き、「福岡の拠点で3年目に利益を出したい」と語った。同行は4月に福岡市内で出張所を開設した。台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出に伴い日本へ進出する台湾企業が増えており、福岡の拠点を足がかりに本格的な支援業務を始める。
- 【関連記事】台新国際商業銀行、福岡・天神に出張所を開設
台新銀は1992年設立で、16年に日本に進出して東京支店を開いた。同支店は設立3年目で利益が出たといい、福岡出張所も同様の成長スピードを目指して営業活動に取り組む。
23年に福岡市内に支店を設置した台湾系の玉山銀行とも台湾外でのビジネス展開などで連携関係にあるという。今後は九州地銀とも情報交換などで連携することを視野に入れる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。