カレーに使う野菜が高値の一方で、春に高騰していたキャベツは安くなっています。

農林水産省が発表した先週の野菜の平均小売価格は、ジャガイモは42%、にんじんは35%、きゅうりは32%、たまねぎが31%それぞれ平年より高くなりました。

ジャガイモは天候不順により7月中は高値が続きそうですが、生育が順調な北海道産の出荷が始まると8月以降は価格が落ち着く見通しです。

一方、キャベツは6%安くなりました。

4月の悪天候で春に高騰していたキャベツですが、遅れていた収穫が本格化し平年よりも安くなっています。

キャベツの安値について主産地の群馬県にあるJA全農群馬県本部は「群馬県産のキャベツは生育が順調で出荷量も十分にでている」とした上で「消費者にとって春のキャベツ高騰のイベージが根強く買い控えが起きているため、さらに価格が安くなっていると考えられる」と分析しています。

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