損害保険ジャパンは、保険代理店に出向していた社員が契約者の情報を本社に漏えいしていた問題で、金融庁から報告徴求命令を受けたと明らかにしました。

損保ジャパンによりますと、複数の保険会社の委託を受けている乗合代理店への出向者が出向先の保険契約者の情報を不正に出向元の損保ジャパンに漏えいしていた事案を新たに9つの代理店で確認したということです。

この問題を受けて、損害保険ジャパンは、金融庁からきのう、保険業法と個人情報保護法に基づく報告徴求命令を受けたと明らかにしました。

損保ジャパンは「極めて重く受け止めている」とコメントした上で、再発防止策などについて、金融庁に報告を行う方針だとしています。 

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