小林製薬の取締役会が23日開かれ、社長と会長の辞任が承認されました。
紅麹成分が入ったサプリメントの健康被害を巡る引責辞任です。
■小林製薬の「紅麹」サプリ 健康被害相次ぐ
大阪市・中央区の小林製薬本社では、23日午前に取締役会が開かれました。
小林製薬の紅麹成分が入ったサプリを巡っては、摂取後に腎疾患などの健康被害が相次いで報告されました。
当初は、5人が死亡したと発表されましたが、その後、他にも死亡との関連を調べる必要がある事例が97例、判明しました。
23日の取締役会では、一連の問題の責任を取るとして小林章浩社長と、小林一雅会長の辞任が承認されました。
■初の創業家出身以外のトップに
社長の後任には、山根聡専務が就任するということです。
小林製薬としては初めて創業家出身以外が経営トップに就くことになります。
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