清水銀行はイベント運営会社のトゥー・ワンプロモーション(静岡市)から引き受けた私募債に基づき静岡県立大学に災害時の避難所として活用できる間仕切りセットを寄贈した。同行が2016年から取り扱う地方創生私募債「しずおかの未来」を活用した。
23年11月に発行した私募債1億円の発行手数料の0.2%を用いて清水銀が寄贈した。間仕切りセットは家具製造のFPKナカタケ(静岡県焼津市)が廃材を生かして手掛けた。通常は学祭などのイベントにも利用する。
同社は県立大の学生をアルバイトとして雇う機会が多く、同大学が緊急避難場所に指定されていることを考慮した。清水銀も県立大で約20年間講座を開くなど関係が深かった。同私募債の引受件数は294件、総額は約250億円。
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