きのう夜、外国為替市場で円相場が急速に円高に振れる場面があり、市場では2日連続で為替介入があったのではないか、との見方が出ています。

きのう夜、円相場が一時、1円50銭ほど急激に円高にふれ、1ドル=157円台前半まで値上がりしました。

市場では「政府・日銀が2日続けて為替介入を行ったのでは」との見方も出ていますが、財務省の神田財務官は介入を実施したかどうか明らかにしませんでした。

財務省 神田真人 財務官
「(為替介入について)私から申し上げることはありませんけれども、(円安の状況について)一方向で投機的に変動があったことを無視して語れない状況」

11日夜にも、円相場は4円以上急速に円高方向にふれていますが、日銀が公表した統計から、3兆円規模の為替介入があった可能性が推測されています。

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