7月11日の東京市場で日経平均は史上最高値を更新し、4万2000円の大台に初めて乗せた。写真は株価ボードを見る人。都内で2013年6月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)
11日の東京市場で日経平均は史上最高値を更新し、4万2000円の大台に初めて乗せた。米国市場でのハイテク株高を好感する動きが先行した。東京エレクトロンやアドバンテストといった寄与度の高い半導体関連株や電子部品などに買いが先行し、指数を押し上げた。
9時15分現在、東証プライム市場では値上がり銘柄数が79%、値下がり銘柄数が16%、東証33業種では値上がりは電気機器や金属製品、パルプ・紙など32業種、値下がりはサービスの1業種となっている。
前日の米国市場では、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数とS&P総合500種が過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による議会証言を受け、FRBが9月に利下げするとの期待が高まった。台湾積体電路製造(TSMC) の第2・四半期売上高が、ロイターの試算によると6735億1000万台湾ドル(206億7000万ドル)となり、市場予想を上回ったことも材料視された。
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