今回の大雨では、農業被害も懸念されています。今後さらなる雨を心配する鳥取県西部の白ネギ農家を取材しました。
畝の間に溜まった水。境港市の白ネギ畑です。鳥取県西部の特産・白ネギ。この畑では、出荷を間近に控えていましたが、根が見えてしまっているところもあります。
JAとっとり西部弓浜営農センター・山形昌太朗さん:
現在の状況からダメージを負って枯れてきたり、ひどい時には腐ってしまったりが考えられますし、土が落ちて白てところが、緑色に変わり、出荷基準を満たさない状況に陥る可能性が出てくるのではないかなと考えているところです。
大雨の対策は、水を速やかに出すことですが、現在は畑の土が湿った状態で作業ができない状況です。さらにこれから雨が降り続く恐れがあり、不安を募らせています。
JAとっとり西部弓浜営農センター・山形昌太朗さん:
ネギに多大な被害が懸念されるところでありますけど、大雨後のダメージのケア、農薬による防除など、農協としても呼び掛けだとか、力添えをしていく。
境港市だけではなく米子市など広い範囲の白ネギ畑に影響が出ていると見られ、JAなどは被害の全容を調査しています。
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