業務委託先のサーバーがランサムウエアに感染し、個人情報が流出したという

東京海上日動火災保険は10日、業務委託先のサーバーがランサムウエア(身代金要求型ウイルス)に感染し、同社を含むグループ会社の計約6万3200件の個人情報が外部に漏洩した恐れがあると発表した。保険契約者の名前や住所、電話番号、グループ会社の社員情報などが含まれる。

東京海上日動のほか、東京海上日動あんしん生命保険やイーデザイン損害保険の保険に加入する契約者の個人情報が流出したという。

グループで損害査定の業務などを委託している税理士法人の高野総合会計事務所(東京・中央)が6月4日に情報漏洩の恐れがあることを確認した。現時点で流出された情報をもとにした不正の被害などは確認されていないという。東京海上日動は「深くおわびを申し上げます」とコメントした。

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