高層ビルやマンションが立ち並ぶ東京都心

三井住友信託銀行などは8日、建物の環境性能といった評価に関する認証の取得状況の調査結果を発表した。東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)に建つ賃貸オフィスビルでは、延べ床面積ベースで認証を得ているものが2023年末に54%となり、前年比で13ポイント上昇した。

ビルを取得する投資家や入居者の環境への意識が高まっている。認証取得により性能を可視化する動きが広がっている。

三井住友信託と三井住友トラスト基礎研究所が、延べ床面積1000坪以上で、1981年以降竣工のビルを調べた。

国土交通省が主導するCASBEE(キャスビー、建築環境総合性能評価システム)と日本政策投資銀行の「グリーンビルディング認証」、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の3つの認証を調査対象にした。

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