建築資材などに使われ健康被害の恐れがある「アスベスト」について理解してもらうためのシンポジウムが、福岡市で開かれました。

このシンポジウムは、「アスベスト」の危険性をより知ってもらおうと、福岡県建設労働組合が開き、健康被害に詳しい医師や建築士らが講演などを行いました。

「アスベスト」は、建築資材などに使われていた物質で、細かい繊維を吸い込んだ人が肺がんや中皮腫などを引き起こすなどしたため、2012年から使用が全面的に禁止されています。

しかし、禁止前に建てられた建物の解体が2028年にピークを迎えることなどから、一般住宅でも、解体時の調査や対策が必要になるということです。

主催者は、「アスベストが使われている建物はまだ多いので、正しい知識をもって対処してほしい」と話していました。

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