関西電力送配電は5日、最大138万kWの電力融通を、他の送配電事業者から受けています。

 発表によりますと、同社の管轄する関西エリアでは、想定より気温が上昇したことで需要が増え、エリア予備率が3%を下回る見通しになったということです。そのため、電力広域的運営推進機関に融通を申し出ました。

 同機関は、きょうの午後4時半から午後7時の間に最大で138万kWを、東京電力パワーグリッドなど他の事業者から受けるよう指示したということです。

 関電送配電によりますと、想定より気温が上昇したことと、見込んでいた発電所の修理が予定通り終わらなかったことから、エリアの予備率が3%下回る見通しになったということです。

 午後5時半現在、エリア予備率は3.4%となっています。

 5日の最高気温は、福井県小浜市で38.9℃(7月の観測史上最高)、兵庫県豊岡市で37.9℃、京都市で36.5℃など、各地で今年最高が相次ぎました。

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