1人1泊300円が課税される見込みの宿泊税について、宮城県は気仙沼市で宿泊事業者と意見交換会を開きました。出席者からは厳しい意見が相次ぎました。
意見交換会には、気仙沼市や南三陸町などから15の宿泊事業者が出席しました。県は1人あたり1泊300円を徴収する宿泊税の条例案を9月以降の議会に提出することを目指しています。
宿泊事業者
「一律300円の根拠があれば、ぜひ聞かせてほしい」
県職員
「財源検討会議で今後必要な施策を議論した上で、財源を確保するために必要な金額が300円だった」
宿泊事業者
「引き続き、細部にわたって検討する必要があると思う」
「具体性が見えていないところもあって、自分たちにとって魅力的なものではない」
県経済商工観光部 千坂守副部長
「宿泊税に対しての不安や懸念ということで、だいぶ厳しい意見をもらった」
県は各地の意見交換会を元に、条例案の内容をまとめることにしています。
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