三菱UFJアセットマネジメントは2日、株価指数「日経半導体株指数」に連動する値動きを目指す上場投資信託(ETF)「MAXIS 日経半導体株上場投信」を19日に上場させると発表した。信託報酬は年0.154%に設定する。

三菱UFJアセットは12日に公募投資信託の「eMAXIS 日経半導体株インデックス」も設定する。新NISAの成長投資枠に対応し、ネット証券での販売を想定する。信託報酬は年0.44%となる見込みだ。

6月4日に上場した野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信」は、1日時点で純資産総額が80億円を超えた。上場当初は信託報酬を年0.462%に設定していたが、11日から年0.165%に変更する。

7月12日には日興アセットマネジメントの「上場インデックスファンド日経半導体株」も上場する予定だ。信託報酬は年0.165%で、新NISAの成長投資枠の対象となる。

日経半導体株指数は3月25日から算出・公表されている。日本の半導体関連株で構成されており、製造装置や素材メーカーなど、東証上場の主要な半導体銘柄のうち時価総額が大きい30銘柄を組み入れる。半導体関連株は生成AI(人工知能)向けの需要が拡大しており、日米市場の株高をけん引してきた。

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