ロシア200カイリ水域内でサケ・マス引き網漁を試験的に行う船が7月1日、3年ぶりに北海道根室市から出港しました。

 サケ・マス引き網漁は、ロシア200カイリ水域内で禁止された「流し網漁」の代替漁法として2016年から行われています。

 ロシアのウクライナ侵攻で交渉が見送られてきましたが今年は3年ぶりに日ロ政府間で交渉が妥結。

 1日正午ごろ、根室市の花咲港から1隻が約510キロ離れた漁場に向かいました。

 「短い期間だけど魚が取れるようにがんばる」(漁師)

 漁獲枠は125トンで、ロシア側に支払う入漁料は2500万円。

 船は7月21日に戻り、水揚げする予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。