万博協会は複数の事業者などと連携し「ミャクポ!」の流通量を増やす(1日、東京都品川区)

日本国際博覧会協会(万博協会)は1日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で導入するポイント「ミャクポ!」の詳細を発表した。共通ポイント「Ponta(ポンタ)」やJR西日本など、複数の事業会社、自治体と協力して交換できるようにし、流通量を増やす。

ミャクポ!は万博会場などで使えるキャッシュレス決済「ミャクペ!」の利用に応じてたまる独自ポイントだ。ポンタやJR西の「WESTERポイント」のほか、大同生命のポイントも7月から順次ミャクポ!に交換できる。

大阪府岸和田市のキャンペーンでもミャクポ!がたまるようにする。たまったポイントは実店舗や特設の電子商取引(EC)サイトでオリジナルグッズ、万博の入場券に交換できる。

ミャクポ!はりそな銀行が三菱総合研究所のデジタル地域通貨基盤「Region Ring(リージョンリング)」を使って発行・運用する。この基盤はブロックチェーン(分散型台帳)技術を使っている。

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