相続税などの算定基準となる2024年の「路線価」が発表され、新型コロナの5類移行を受けて回復基調が続く中、三重県では32年ぶりに上昇に転じました。

 東海3県の路線価は、三重県で32年ぶりに上昇に転じたほか、愛知県は3年連続で上昇、岐阜県でも下落幅が縮小しています。

 23年5月に新型コロナが5類感染症となり、人の流れが戻ったことなどが影響しています。

 伸び率がトップとなったのは岐阜県高山市の「上三之町下三之町線通り」で、インバウンド需要の高まりなどもあり17.8%の上昇となっています。

 東海3県で最も高い路線価は、20年連続で名古屋市中村区名駅1丁目の「名駅通り」で、1平方メートルあたり1288万円となっています。

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