静岡県の駿河湾フェリーが2023年度の決算を発表し、2022年度から一転して赤字となりました。半額キャンペーンの終了による個人客の減少などが要因としています。

清水と土肥を結ぶ駿河湾フェリーの2023年度の決算は6300万円あまりの赤字でした。

赤字となった要因について、運営法人は運賃半額キャンペーンの終了で個人客が減少し、団体バスの利用が想定より少なかったためだとしています。

運営法人・滝浪勇 理事長:
半額キャンペーンを3年連続でやり、令和4年度(2022年度)は年間を通じてやっていて、(2023年度は)4月以降だいぶ減り、個人客が料金に左右され減ることがよくわかった

駿河湾フェリーは2025年4月にJR清水駅に近い場所へ発着場を移転する予定で、周辺の商業施設などと連携して経営改善に努める方針です。

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