合志市に新しい工場を建設中のソニーセミコンダクタソリューションズの清水社長は20日、オンラインで会見を行いました。清水社長は課題となっている人材育成について、「産学官一体となり取り組みが順調に進んでいる」と答えました。

合志市の新工場については、5月31日、ソニーセミコンダクタソリューションズの清水 照士社長が、今年度の事業説明会で建設開始を明らかにしています。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングによりますと、20日開かれたオンラインの会見で、課題となっている人材育成について聞かれた清水社長は、「産学官が一体となって取り組みが順調に進んでいる」と評価。「合志の新工場を計画する段階においては、人材確保は十分可能」と前向きな考えを示したということです。

また、周辺の渋滞問題については、「非常に大事な課題。周辺企業と渋滞緩和に
努めている」と話し、熊本県が進める道路整備については「日本の中では相当速いスピード感」と評価しました。

新工場の敷地面積はおよそ37ヘクタールで、生産設備の投資は「市場の状況を見極めながらやっていく」としています。

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