成人年齢の引き下げに伴う消費者トラブルを防ごうと16日、大分県大分市で高校生に向けた講演が行われました。

消費者トラブルに関する講演を聞いたのは、大分県大分市の府内高校の生徒約140人です。2022年、成人年齢が18歳に引き下げられ、高校生でも親の同意なしに携帯電話を契約できたり、クレジットカードを利用できたりするようになりました。一方で、トラブルに巻き込まれる危険性も高くなっています。府内高校ではこうしたトラブルから生徒を守ろうと、毎年、専門家による講演会を開催しています。

◆消費生活アドバイザー 村上美佳子さん
「絶対もうかる話はないので、そういう話には耳を傾けないようにしてほしい」

16日は、若者に多いSNSを通じた悪質商法の事例などが紹介され、高校生は熱心に耳を傾けていました。

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