日銀本店

日銀は21日、7月9、10日の2日間にわたって債券市場の関係者から日銀の国債買い入れについて意見を聞く会合を開くと発表した。次回7月30〜31日に開く金融政策決定会合で今後1〜2年程度の買い入れ減額計画を決めるとしており、その前に市場参加者の意見を確認する。

年2回開いている「債券市場参加者会合」の臨時開催の位置づけとなる。初日の7月9日には銀行や証券会社、10日には生損保などバイサイドの実務担当者が参加する。日銀側は金融市場局長や担当課長らが出席する予定だ。

日銀は3月に長期金利を抑え込む長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)を解除した後も国債の買い入れを同規模で続けている。6月の決定会合で買い入れを減額していく方針を決め、次回会合で詳細計画を決定する。

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