新しい小千谷支店は、バリアフリー設計を導入(イメージ)

第四北越フィナンシャルグループ(FG)傘下の第四北越銀行は、新潟県内の2地域で店舗を統合する。建物の老朽化や顧客・マーケットの変化に対応し、店舗の最適配置を進める。併せて、昼間に窓口を一時休業する店舗も拡大する。

新潟県小千谷市にある東小千谷支店と片貝支店を10月15日付で同市内の小千谷支店に、同県三条市の三条南支店は12月9日に同じ市内の三条支店にそれぞれ統合する。東小千谷、片貝、三条南の各支店は統合後も店舗内店舗として存続し、店名、店番号、口座番号の変更はないとしている。

小千谷支店は統合に先立ち、9月24日に移転新築する。新店舗は現店舗から300メートルほどの同市本町1丁目で敷地面積は約1400平方メートル、2階建てで延べ床面積は約770平方メートルになる。壁面太陽光発電装置や地中熱を使った融雪設備、照明はすべて発光ダイオード(LED)にするなどで、エネルギー消費を5割以上削減する「ZEB Ready(ゼブレディー)」認証を取得した。

併せて同行は昼に窓口の営業を一時休む「昼時間休業」を、7月1日から21支店で追加導入する。21支店は午前11時30分〜午後0時30分に窓口業務を一時休止するが、ATMは従来通り稼働する。これにより同行で昼休業を実施するのは79拠点となり、導入は全拠点の53%となる。

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