6月18日、トヨタ自動車の株主総会が開かれ、佐藤恒治社長が認証不正問題について謝罪しました。株主からは、豊田章男会長への厳しい質問もありました。

 トヨタの株主総会は18日午前10時から始まり、冒頭で佐藤社長が謝罪し、豊田会長とともに再発防止に取り組むと述べました。
 
 総会では、トヨタの“ガバナンスが心配だ”という株主から「モータースポーツに時間を使いすぎで豊田会長の道楽では」との質問もありました。

 これに対して豊田章男会長本人は、「自身の行動が道楽や院政と言われることがあるが、若手の相談に乗ることが院政と言われるなら喜んで院政したい」と答えました。

 総会には、トヨタの株を100株持っていれば参加でき、2024年は4656人が出席しました。認証不正問題の前は4000円近かった株価はいまは1株3000円ほどになっていて、最低30万円ほど株を買えば総会に参加できます。

 出席した株主には、土産としてランドクルーザーのミニカーが配られています。

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