アメリカの投資会社に経営が移ったフェニックスリゾートの新たな経営陣が今後のホテルの改装について構想を示し、当面、いまのシェラトンブランドを継続する考えを明らかにしました。

(今栖那菜記者)
「フェニックスリゾートの新たな経営体制。いったいどんな変化が生まれるのでしょうか。」

フェニックスリゾートの経営は、アメリカの投資会社 フォートレス・インベストメント・グループに移りました。

18日は、新たな経営陣のもと会見が開かれ、山本俊祐新社長が改装案などを発表しました。

具体的には、夏休みなどにファミリー層をさらに獲得していこうと、ホテル3階の屋内プールや空きスペースなどを活用し、ファミリー向けのコンテンツを充実させることや、広い客室を生かして、1室あたりの定員を増やす構想などが発表されました。

また、42階のレストランの全面的な改装や温泉の拡張案なども示し、価格設定をより需要の状況に合わせたものにする考えです。

(フェニックスリゾート 山本俊祐社長)
「結果的には、より多くの方に県民や九州の地元の方がより日常的に使える場面も増えていくのではないかと考えています」

山本社長は、「より多くの人に楽しんでもらえるリゾート施設を目指す」としています。

ホテルの改装時期は未定だということです。

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