伊予銀行は17日、愛媛大学やアンクアンドパートナー(東京・杉並)と連携し、地域の若手人材とIT(情報技術)などを活用した事業創出を目指すプログラム「LEADING EDGE 四国」を実施すると発表した。資金支援や専門家の助言を通じて優秀な人材の発掘や育成をめざす。
愛媛県内の企業と四国にゆかりを持つ若者をマッチングさせる。デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)などの経営課題に対し、若者からITを駆使したアイデアを募り解決をめざす。
公募は7月17日までで、在学・在住・出身などで四国に関係する15歳から25歳未満の若者が対象だ。8月中旬に6グループを支援先に選ぶ。
選定されると関連資金を最大50万円まで提供するほか、愛媛大学の海外連携校での視察や専門家からの助言といった支援がある。グループの成果は試作品などの形で2025年1月に発表する。
プログラムを統括する伊予銀行の木原光一常務取締役は17日、「オール愛媛で優秀な若手人材を発掘し、県内産業の発展につなげたい」と述べた。プログラムは経済産業省の事業に採択され総事業費の3分の2を補助金でまかなう。
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