「幸せの黄色い新幹線」と呼ばれる「ドクターイエロー」が引退することになりました。

走る姿を見ると幸せになるといわれ、親しまれてきた「ドクターイエロー」

現在、JR西日本とJR東海がそれぞれ運行していて、このうち、JR東海の「ドクターイエロー」が老朽化のため来年1月に、JR西日本の車両が2027年以降をめどに運行を終えて引退します。

「ドクターイエロー」は、客を乗せて走る新幹線とほぼ同じ最高時速270キロで、走りながらレールや架線の点検作業を行う車両です。

■ドクターイエローの車内は

JR東海が「新型車両」をお披露目した2001年、「乗り鉄」でもある神崎デスクも試乗していました。

【関西テレビ・神崎博デスク】「こちらの窓からは、架線とパンダグラフの状況を確認することができます」

■走る姿を見られるのは貴重

10日に一度の割合で運行され、時刻表の公表もなく走る姿を見られるのは貴重。
大人も、子どもも笑顔にしてきました。

【子ども】「ドクターイエロー」
【子ども】「かっこよかった」

今後、ドクターイエローが行っている検査は、営業用の車両N700Sに導入される検測機能によって行われる予定です。

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