山陰合同銀行は6日、取引明細書など案内帳票の作成・発送業務を委託する企業から同行の顧客4人の個人情報が流出した恐れがあると発表した。コンピューターウイルスに感染した委託先の社内ネットワークに、本来存在しないはずの顧客情報が残っていたという。
流出した可能性があるのはいずれも個人で、氏名と住所だとしている。山陰合銀は当該顧客に連絡するなど対応を進めている。情報が流出した経緯についても調査を進める。
委託先は5月27日にウイルス感染を確認。これを受けて山陰合銀は帳票の作成・発送業務を中断したが、6月6日に再開していた。同行は「委託業務に使用するネットワークの安全性は確認できている」と説明している。
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