自動車の「型式認定」をめぐる不正問題でマツダは不正が判明した「マツダ2」と「ロードスターRF」の2車種について6日から生産を停止します。

6日から生産停止となるのは、いずれも国内向けの小型車「マツダ2」と小型オープンスポーツカー「ロードスターRF」です。
2つの車種をめぐってはエンジン制御ソフトを書き換えて出力試験を行った不正が判明しています。

【社員は】
「ルールを守って自分の業務をするだけ、申し訳ないと思うんですけど…」
Q:不安は?
「今のところはないです、信じてますから会社を」
「信用問題に関わるのでちょっと心配ですけど、やることをやるだけ」

マツダ2は山口県の防府工場、ロードスターRFは本社工場で生産していて昨年度の生産台数はおよそ1万5000台ですマツダは従業員の勤務に影響はないとしています。

一方、国交省は近くマツダへの立ち入り検査を行うほか、不正が判明するまで生産・出荷していた車種について安全性の試験を今月中に完了する方針で、適合していれば出荷の再開が認められます。
また、国交省は、検査を踏まえて再発防止を求める是正命令などの行政処分を検討しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。