日本郵便四国支社は3日、新居浜郵便局が配達の依頼を受けていた約1600個の郵便物が去年10月、市内の空き家に捨てられていたと発表しました。

日本郵便四国支社によりますと、新居浜市の空き家の敷地内に「郵便物らしきものが放置されている」と、発見者から去年10月9日に連絡を受けました。

新居浜郵便局が確認したところ1588個の郵便物があり、現場の状況などから社員がこの空き家に捨てたものと見られるということです。

見つかった郵便物は、指定したエリアの全ての郵便受けにダイレクトメールなどを配達する「タウンプラス」などのサービス。社内調査したものの捨てた人物や理由は、分かっていません。また郵便物の差出人にはすでに謝罪や説明を済ませ、警察に相談しているということです。

日本郵便四国支社は「再発防止策を講じるとともに、コンプライアンス指導の徹底に努めます」としています。

新居浜郵便局は、2012年にも配達員が大量の郵便物を捨てる事案が起きています。

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