日本画の猪熊氏(右から2人目)などに贈呈した(27日、京都市)

京都中央信用金庫を母体とする公益財団法人の中信美術奨励基金(京都市)は第37回「京都美術文化賞」に日本画を手掛ける猪熊佳子氏と、版画の吉岡俊直氏、繊維を使うファイバーアートの草間喆雄氏の3人を選び、贈呈式を開いた。同基金の白波瀬誠理事長は「日本ブランドへの関心は高まっており、今後も地元の芸術への支援を続けたい」と挨拶した。同基金は京都府内での美術の創作活動を支援するために1987年に設立された。

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