新潟県信用保証協会は、新潟大学工学部の学生およそ100人に向けて「企業経営と信用保証制度について」をテーマに講義を実施した。同学部の技術とマネジメントを同時に学ぶ「協創経営プログラム」の一環として開設されている授業で主に1年生を対象に職員がゲスト講師を務めた。
中小企業診断士の資格を持つ担当の木村裕章氏は起業や企業経営のための知見を24日の講義で伝えた。価値観の多様化など消費者に敏感であることや収益を安定させるための計数管理などの重要性を指摘した。
木村氏は「就職先の選択肢が多様化する中、学生たちに今のうちから自分の軸を持つ大切さを企業経営の勉強を通じて知ってほしい」と話した。出席した女子学生は「起業に興味があったが、講義を受けて資金調達など大変さを知り、勉強のための動機づけになった」と感想を述べた。
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